新しい不特定多数参加型形式の模索

というのやっていきます。
随分と前からやっている事ですが。

ある程度具体的になってきたので
一度まとめのために書いてみようかなって感じです。

一応この文章には色々注意書きが発生します。

・実際やるか?と言われれば、私は現状結構厳しいです。
 言うならば、妄想ですね。妄想楽しい。
 ただ実際やりたい!という奇特な人がいらっしゃれば
 アドバイスや質問の応答は致します。
  
・別に書く所があるわけでもないし、
 読む方にもある程度知識がある人に読んで欲しいから
 ここに書いているだけです。
 ただ考えや経験のベースはゆめ2っきです。

・内容をより詰めたいのもあるので
 普通に質問、提案あれば助かります。

・特に現状のゆめ2っきより優れた方法!という訳ではないです。
 なんというか、メリット・デメリットを変化させるような。

 案外流れで決まった現状のゆめ2っき形式ですが
 色々なものがマッチしすぎてかなり完成度の高いものとなっています。

 そのためこれから提案する方法は、まぁ好みの問題みたいな。
 電車で行くか、車で行くか みたいな。


さてやっと本題。
といっても不特定多数参加企画について一から書くと
若干本が書けそうなのでやめておきます。
(一度は書かないとダメだろうなーとか
 書きたいなーとは思っている。)
ということで ちょっとよくないやり方ですが
現状のゆめ2っきのシステム上抱える問題を提示して
それを元に説明します。 そっちの方が読みての人にも
判りやすいと思いますので。

言うならばそれが、私がやりたいことと
現状のゆめ2っきの差異です。
大方は一緒です。

ある意味考えれば、できるできないとか無視した
ぼくのかんがえたさいきょうのゆめ2っき みたいなものですかね。

あ ちなみにゲームの内容は一切関係ないですよ。
企画の形式的な話です。

では、ゆめ2っきの問題をつらつら挙げていきます。


アップローダーの問題
 現状アプロダが見つからず、色々困っているようです。
 昔からあった問題ですが。

 これによってプレイヤーに負担になるのも問題ですが
 最大の問題は 開発者に大きな負担となっている。
 各製作者間のファイルのやりとりや。
 素材ファイルの扱いが困る。
 ファイル容量の増大でアップダウン時間の増加。
 挙句にはパッチなんかでやってますが混乱や間違いの元です。
 変更合ったファイルだけを調査してzipっていうのも
 結構面倒くさいです。
 追加上使用されるグラフィックや音楽が一つでも抜ければ
 エラーストップですからね。

・更新方法の問題
 現状でも、開発者同士の更新のやり取りで
 混乱することがあるようです。
 ちゃんと守れば現状でも問題はないと思います。
 しかし、現状の方法を守ると
 手軽な更新、ちょっと空いた時間で開発というのが難しいのも
 事実。それ自体を問題とみなせば大きな問題です。

 走者宣言して、期日内に開発して アップ。
 結構負担大きいです。
 折角の創作活動、
 気軽に気が向いた時にさくっとやりたものです。
 ちょっと作ってリリースって出来ないのも辛い。
 少しづつ作ってていうのが出来ないのがなんともね。

 リリース=プレイできる状態 というのが当たり前になってますが
 私は必要ないと思います。
 しかし、少しづつ作って渡すということも
 アップローダーの現状難しいのも事実です。 

・素材ファイルのメタ情報の取り扱い。
 素材ファイルのメタ情報の管理の重要さと大変さと
 現状の失敗ぶりに関して理解できているのは
 過去の開発者の中でも極少数だと思います。
 
 特に素材との不特定多数により提供は
 ゆめ2っきの最大最高のメリットだと思っています。
 それが現状は全然上手く行かせていないと思います。
 クオリティアップと製作速度ブーストのソースを
 活かせていないのはもったいなさ過ぎます。

・各製作者同士の連絡 
 企画自体の方針の決定など

 現状twitterなどで少し改善されていますが
 昔は作者同士のやり取りは皆無でした。
 これはメリットでありデメリットでありましたが。
 
 とはいえ、同じゲームを共通で開発する上で
 共通の決まり事や相談が合ったほうが
 開発がスムーズに進むことが多いでしょう。 
 こうやったほうがいいのに。かと言って
 他の人にも影響する部分だから
 勝手には出来ない。 こういうことは
 ゆめ2っきを開発する上でよく発生していました。
 他の方も同じだったと思います。

 また問題が発生した時
 ゆめ2っきは特にリーダーというのが居ないので
 問題解決に時間がかかったり、解決できなかったりします。
 まぁリーダーが居ないから現状まで存続できているというのが
 ありますが、流れの早い現代、もう少しスマートに
 対策したいなぁとは思います。

2ちゃんねるの利用
 これには本当に大きなメリットデメリットがあると思います。
 匿名掲示板であるということにです。
 
 議論において 誰が何を発案したというのは非常に
 大きな情報になります。
 ツクールやったことあるひとの発言なのか
 そうでない発言なのか という点だけでかなり差があります。
 
 そういうのが入り混じって話し合ったとしたら相当非効率です。
 
 あと匿名ということで心ないメッセージが送信されます。 
 というかそういったケースが多いです。
 
 結構開発者にとっては、意味ない文章とわかっていても
 ストレスになります。
 
 しかし、初期の参加がし易いかったり
 極稀に非常に意見が出たり
 と そういうメリットがあったりします。
 
 人が集まりやすいといえばいいのか。

 という訳で 2ちゃんねるの利用が
 ゆめ2っきの本質だと勝手に自分は思っています。
 そもそも2ちゃんねるで発案されたものというのがありますが。
 
・RPG2000の利用
 まず有料ソフトということで 入り口が狭すぎる。
 また無料で作成できていたというのも昔の話。 
 現状では出来ません。
 
 一応枯れた技術ということで資料等が見つかりやすい
 というのもありますが、それでも解決できない問題多いです。
 
 -マップのレイヤーが少ない。
 わたる氏のMAPが重たいと一時期問題になりましたが
 それはやりたい表現であります。
 それが出来ない、やると問題が発生する。
 またやろうとしたら物凄い手間がかかる。

 機械に人が合わせるのは愚の骨頂と思っています。

 -アルファが使えないのは本当に勘弁して欲しい。
 
 -現状2っきのファイル容量の増大という問題がありますが
 ほぼ音楽ファイルの容量問題です。 
 oggやmp3が使えないのは本当に問題だと思います。

 -変数上限問題。
 多人数で行うには変数の数の上限が少ないです。

 現状 RPG2000というのは 不特定多数開発では
 かなり致命的です。


ということで
それらの改善のための
現状のゆめ2っきとの差異のためのアイデアを羅列。

githubとSourceTreeの利用
SNSの利用
・一応の中心人物の設定
・ウディタの利用

というのが上がります。

ではそれぞれ解説。

githubとSourceTreeの利用
 なんじゃこれ?という方も多いと思います。
 githbuというのは wikiで調べると
 GitHub(ギットハブ)はソフトウェア開発プロジェクトのための
 共有ウェブサービスであり、Gitバージョン管理システムを使用する。
 です。

 これは業務にも利用されているシステムです。

 ただそのため少し難しかったです。
 (操作がGUIではなくコマンドを撃ちこんだりする)

 ただ現在では フリーソフトで普通のソフトの様に
 扱えるようになりました。

 つまりクリックひとつでファイルを共有化する事ができます。

 またbitbucketを利用するとファイル容量も5Gと非常に大きいです。

 またファイルバーションの管理も行えるので非常にありがたいです。
 (過去のファイルへの巻き戻しができる。)

 中央サーバーにてファイル管理するので
 もし自分の手元のファイルを更新した時
 更新したファイルだけで自動的に
 ファイルのアップロード・ダウンロードが
 自動的に行われます。

 ダウンロードするときも
 変更のあったファイルだけです。

 非常にスムーズです。

 確かにソフトの導入と 扱い方の理解ということを
 全ツクラーに必要となってきますが
 それを超えるメリットがあります。

 結構難しいとは思いますが。

 まぁ気になった人は調べてみてください。
 http://www.backlog.jp/git-guide/
 
 導入できれば
 ファイル関係、更新関係の今ゆめ2っきが抱える問題が
 大概解決できます。 必要な労力も大きいですが。


SNSの利用
 私も昔はtwitterが嫌いでしたが、現状は普通に使えてます。
 それぞれの発言が固有のアカウントでの発言になるので
 やりとりがスムーズになると思います。

・一応の中心人物の設定
 ニッチもサッチもいかないときの早期問題対処のため。
 ただ不特定多数開発が主眼なので
 権限は極力少な目で。

・ウディタの利用
 フリーソフトで上記に書いたRPG2000の問題をクリアしているから。
 まぁ 別の問題もたくさん出てきそうですけどね。
 後扱いがRPG2000より少しだけ難しい、ややこしい。



結局 上記改善点は
・少し難しい仕組みを追加した。(製作者のハードルを少し上げる)
・疎であった開発スタイルを少し密に近づけた。

 それぞれにメリット・デメリットがあるので
 単純な改善ではないということが大きいです。
 
 おそらく上記のタイプの企画を実行すると
 別の問題が発生すると思います。
 その発生する問題は 恐らく現状のゆめ2っきのいい所で
 カバーできている点だと思います。

 ただ効率的と言える開発を行うには上記の方式がよいと
 私は思います。だから考えて研究してます。
 密になる分、運営の難易度が少しあがりますが。
 
 現状ゆめ2っきは運営に、極端な話
 必要な手間、難易度、スキルなどがほぼ無いです。
 そのため継続という形では最強だと思います。

 しかし、効率的な開発や 不特定多数による開発のメリットや
 作品のクオリティという視点では
 生かされていない。

 現状のシステムでは少し疎がすぎる。
 密に半歩近づけるためのインフラは整いつつある。
 それを取り入れていく形式の不特定多数参加型開発環境を
 考案中です。