なんというかゆめ2っきとゆめにっきはかなり違うものになってます

という 中国からのお便りのスピンアウト記事。
 
「なんというかゆめ2っきとゆめにっきはかなり違うものになってます」ということなんですが、個人的に思うこと書いて行きます(以下 多分1行づつ入る「個人的に」を省いてます)
 
 ゆめにっきのゲームジャンルをある程度定義すると「非現実的世界 つまり夢の世界を散歩するゲーム」という事になります。
実はこれはものすごく共同制作に向いているものになっています。
 例えば戦闘のあるゲームを共同制作しよう となると主人公やモンスターパロメータやレベルやアイテムをみんなで調整することはかなり大変な事になります。
また作成する上でも結構な縛りが入ります。
 あなた始めのダンジョンだから宝箱は薬草とナイフだけね。モンスターは弱いあれとこれで。 ボス倒したら東の塔の鍵を落としてね。主人公のお父さん?そんなのダメにきまってんじゃん!みたいな。
 
 またグラフィックの面も結構問題です。一つの世界観のモンスターで統一するのは大変ですし、ペンのタッチの違いもすごい違和感になります。判りやすくいえば昔の正月のジャンプみたいに ぬけさく先生の横にケンシロウがいてインクの量が違う違和感に悩まされるみたいなww
 しかしそこのあたりはゆめにっき派生は非現実世界という前提になるので世界観の違いや作風の違いはある程度吸収されてます。
 
 ということでゆめにっき派生は共同制作しやすいジャンルといえます。
さらに言えばワールドクラスで作りやすい(言葉がないから)
  
そんあこんなでゆめにっきの形式をとって「ゆめ2っき」の開発が続いておりますが
「ゆめにっき」の本当の面白いところ と 「ゆめ2っき」の面白いとこは全然違うということをまま認識してます。
 
「ゆめにっき」の本当の面白いところというのは圧倒的なつくり込みと無秩序の中にあるリズム/法則みたいなものが「ゆめにっき」の面白さだと考えてます。
(細かくは書かないです)
 
けど「ゆめ2っき」は不特定多数参加でクオリティとか作りこみがバラバラ
ゆめにっき本家みたいな深遠な意味感というのは共同制作なので全然感じません。
けど同人誌的な楽しさとカオス感が「ゆめ2っき」のいいところと思いますね。
あとお祭り感。文化祭的な感じ。
今回の中国からのお便りも正直そこまで大きい事じゃないのに
雁首そろえてあーだーこーだーいってる感じ良いんじゃないか!
  
まぁ そんなところで
「なんというかゆめ2っきとゆめにっきはかなり違うものになってます」ということです。
 
最後に繰り返しみたいなりますが
そんな人たちが「ゆめ2っき」を本家の続編と思ってプレイすると 正直なところすごいガッカリすると思います。こんな人たちは極力出したくないです(タイトル絡みの件言われると何とも言えないですが)。 最悪ききやま氏が「ゆめ2っき」を作ったと思われるとほんとにそのプレイヤーはガッカリすると思います。
 そこらへん無意味な勘違いを中国バージョンで少しでも減らせればなと思います。